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[同人音楽] 購入物感想・2007年春編6
 ぼさぼさしてるとあっという間に夏になってしまいますね……。
 現状で積みCDは13枚ありますが、なんとか次のラッシュが来るまでにストックをゼロにしなければ(ぶっちゃけもう春じゃないしね)。積んでたってろくなことにならないのは骨身に染みて理解してますよ、ええ本当に。てなわけで今回も東方ボーカルアレンジスペシャルでございます。これであと10枚じゃ。

 
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幻想メガ★ラバ
(ボーカルアレンジCD付き東方同人誌・PROJECT tM@S・pixel phantom
 5サークル合同発行の特殊企画同人誌+同人音楽CD。同じタイトルのネタや話を元に、漫画サークルと音楽サークルがそれぞれ密接に繋がった作品を作ってリンクさせるという仕様になっています。内容は「東方キャラでアイドルプロデュース」ネタで、永夜抄の永遠亭メンバーがメインですね(一話ほど白玉楼メンバーの話もありますが)。CDは全4トラックすべてがボーカル曲で、Tr.01がCOOL&CREATE、Tr.02~04がイオシス担当。漫画は全五話で、プロローグを除く4話はCDのトラックと内容が繋がっています。

 私は同人音楽専門で同人誌にはほとんど興味がないアンチオタク人間なので、企画自体については基本ノーコメントということで。東方キャラはあれこれ弄るまでもなく、とりあえず弾幕をばしばし撃ってくれていれば私は満足なんです(キャラが少女である必要すら感じません)。まぁ、企画のコンセプトはとても面白いし、実際見事な効果も上げていると思いますが。かといってあんまり連発されると、CDにしか興味がない身としては余計な付加価値に泣くことになるので困りますけどね……。

 で、CD部分の感想。ぶっちゃけ私はTr.01「シアワセうさぎ」を聴くためだけに1500円出して入手したんですが、この曲のためだけに1500円出して良かったと思いました。可愛らしいあまねさんのボーカル、伸びやかでグイグイ引っ張るまりおさんのボーカル、そしてポップでキャッチーなmyu314さんお得意のアレンジの全てが100%の力を発揮している上、互いが互いを引き立てる相乗効果でさらに素晴らしい魅力を魅せてくれます。わずか3分半の曲なのに、生半可なCD一枚を聴くよりずっと大きなインパクトを受けました。ちょっとベタボメしすぎですが、いや本当に参りました。メンバーが各々の能力を全開に発揮しているという点で、現時点のC&Cの理想形に近いんじゃないでしょうか、この曲は……。

 イオシスさんの曲も決して悪くはないんですが、Tr.01に比べるとどうしてもボーカルで差が付いてしまっている感じですね(イオシスさんのボーカル曲はボーカルの拙さをネタとリミックスでカバーしている傾向にあるので)。そういう意味ではTr.04「ひれ伏せ愚民どもっ!」が最も良い味が出ていたかもしれません。漫画とのリンクっぷりではこれが一番だったし(笑)。でもネタがネタなだけに、確実に人を選ぶのが欠点でしょうか。

ちなみにTr.01「シアワセうさぎ」の間奏部分のラップ聞き取りはこちら。

 
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GRAZE
(トランス系東方ボーカルアレンジアルバム・Silver Forest
 Silver Forestさんの出世作(?)。この後に発表された「Phantasm Brigade」がとても良かったので、遡ってこちらも買ってみました。全9トラック、うちボーカルは3トラック。オリジナル曲が一曲入っていますが、ネタ自体は東方なので違和感はありません。

 今回も「Phantasm Brigade」に負けず劣らずの素晴らしい出来で、全トラックとも非常に堪能させていただきました。インストトラックはトランス風のアレンジが多めですが、トランスといってもあんまり極端な方向には走っていない初心者向けの音なので、安心して誰でも聴けるのではないかと。そしてボーカルトラックも歌・アレンジ・歌詞どれも上手く、総じてソツなくハイレベルに仕上がっていると思います。ただ中盤は1分半~2分半程度と短いトラックが続くので、ボリューム的には物足りないのが欠点ですね。最後のオリジナルのネタ曲は…うん、これはこれでアリなんじゃないでしょうか? アニメ声アレルギーの私にはちょっと辛いものがありましたけどね(笑)。

 好きなトラックはTr.03「春風」、Tr.08「春風 -- instrumental」。片方はボーカル、片方はインストですが共に大好きです。原曲の「風の循環」はそんなに好きな曲でもなくてさほど印象に残っていなかったんですが、それをひっくり返すような切なくて優しい印象のアレンジで、この曲の本来の持ち味というものを改めて勉強させていただきました。なるほど、この曲はこういう感情を込めて聴くと最大の効果を発揮するのか……。

 

らぶれす -Loveressive-

(東方ボーカルアレンジアルバム・SYNC.ART'S×リル・プラクティカ
 東方同人音楽業界では早くからボーカルアレンジを次々と世に送り出している老舗・SYNC.ART'Sさんの新作(東方が流行る前からマルチに活動してますけどね)。今回はボーカルの桃梨さんのサークル「リル・プラクティカ」と共同名義での発表になります。全11トラックで、うちTr.10は空白トラック、他は全てボーカルトラックになっています(Tr.11の隠しトラックはTr.07のライブバージョンです)。

 全体的にはタイトル(Love+Aggressive?)の通りに甘々な空気でゴリ押し気味のCDです。モチーフが「東方キャラでギャルゲ風のキャラソン」なので、そうなるのも当然っちゃあ当然なんですけどね。桃梨さんのボーカルは「projectΓ」の時の印象とは違って想像以上に上手でかつ幅広く、特にTr.05やTr.09のような低めの音がばっちり噛み合っていたのにはびっくりしてしまいました。逆にTr.02やTr.06のような音程高めの曲では少々無理も感じられますが……。アレンジ自体はいろいろあって飽きさせない構成なので文句はありません。このへんの器用さや気配りは流石五条さんですねぇ。

 好きなトラックはTr.07「メイビーラブロック!」、Tr.08「こい☆れぽ」。Tr.07はミスティアのイメージにぴったりすぎて素晴らしいですね。小骨関連のネタをちゃっかり仕込んでいるのもベネです。Tr.08は「らんらんららー」が非常にイイです(笑)。このトラックだけボーカルを三人投入しているあたりもちゃんとわかってるなぁ、と。ちなみにTr.06「ファンシーエディタ」の間奏部分の語りは……聴いていると「ごめんなさいいい!」と土下座衝動に駆られるのは私だけでしょうか(確実に私だけです)。ほんとダメなんですよこういうの、マジ勘弁してくださいごめんなさい。別に桃梨さんが悪いわけではないんです。私が悪いんです(?)。
by hpsuke | 2007-07-06 18:27 | 同人音楽
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