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-4th style EB Edition-
[漫画] 今週の週刊少年漫画誌感想(2008年度第47号)
 久々の復活です。というよりマトモな更新自体久々の気が。


<ジャンプ>

・REBORN!
 似たようなネーミング・特徴の技が多すぎて、折角の燃える応酬についていけません。ああもったいない。あー、零地点突破が凍らせる技で、改は……えと……なんだっけ……?

 と思って調べてみた結果。

 零地点突破:敵の炎を中和・吸収しダメージをゼロにする防御技。
 零地点突破 改:ツナ独自の改良版。吸収によって敵の炎を自分の力に変える攻撃技。
 零地点突破 改 白刃取り:相手の攻撃を受けることにより突破改を発動させる技。
 零地点突破 ファーストエディション:相手の炎を過剰に吸収し凍らせる技。

 凍らせるのはまた別の技だったんですね。んで今回は、幻騎士の強大な力に残り僅かなパワーで対抗するには吸収技が有効、しかし吸収するには相手の攻撃を確実に受けなくてはならない。だが幻騎士の攻撃は同時攻撃数が多くて受けられず、そのままでは吸収技も発動できない。そこであえて二重の囮をばら撒くことによって相手の攻撃を一本に絞り、受けられる形にすることによって吸収に成功した、と。整理して考えればちゃんと駆け引きが成立していますね。あとはこれを本編を読みながら自然になぞれるようになれば……。


・いぬまるだしっ
 たまこ先生はかなり可愛いと思います。隣人にしたい女性コンテストなら今のジャンプでもかなりの上位に食い込むのではないかと。


・D.Gray-man
 今ジャンプで最も多くの乳首券が発行されている漫画、それが「D.Gray-man」!
 ……という触れ込み文句とリナリーの美脚イラストを用意すればそこそこ釣れるんじゃないかと思いました。ちくびはちくびでもレベル4のちくびですけどね! 肝心のリナリーはちくびどころかパンチラすら許さない鉄壁ぶりですけどね!

 しかしマリはほんとメインの面子に馴染みましたねー。確か昔は「特に説明なしで出てきた神田の同僚キャラ」以上のものではなかったはずですが(もっと言うと、彼と同時に出てきたバリーはあっという間に殺されました)。個人的には彼とミランダのポンコツロマンスには多大な期待を寄せているので、もっともっと出番が増えれば良いと思います。

 でも本当に特筆すべきなのは、そんな脇役中の脇役・バリーが未だに人気投票で上位に食い込んでいることですが。この漫画の読者層というか、その性質が如実にわかるのが恐ろしい。レベル4よりよっぽど恐ろしい。


・ジャガー
 「スターウォーズ」はまだ全作見たわけではありませんが、あれって映画より小説の方がよっぽど向いている話だと思うんですよねぇ。せっかくの膨大かつ詳細な世界背景が、映画の制限のきつい尺の中ではほぼ無為にされているのが見ていてもどかしくてたまりません(だからこその研究家の多さなんでしょうけど)。それともこの映画は、そんな背景設定は味付け程度の存在に過ぎず、ただ美麗なCGやド派手な演出を楽しませることに主眼をおいて製作されているのでしょうか。「神聖モテモテ王国」みたいに、細かい設定や裏事情はテキトーな理解で良いから、とりあえず目先の話を楽しんでね! という開き直りの上に構築された映画なのだとしたら、これはこれで凄いかも。


・SKET DANCE
 もうね、今週の四大少年誌の中で一番エロい話だったと思います。これはエロいよ。ヒメコ、身も心もボッスンに依存しまくりやないかい! 今回の一連の話を読んだあとに改めて五巻収録のヒメコとモモカのリトル化の話を読むと、そのあまりの無防備さにドキドキしてしまいます。超嬉しそうに「負けたぁー ボッスンに負けたわぁー」とか、満面の笑みでニッコニコしながら「ボッスンは怖いおとんにはなれへんなぁ。ダメおとんや」とか、もう違う意味にしか聞こえないよ!(どういう意味だよ)


・バクマン
 ああ、若い頃って泉のように次から次へといろんなアイディアが湧き出てくるんですよねー。わかるわかる。多感な年頃でインプットが質量共に桁外れだからこそ、アウトプットも桁外れなんですよ。もちろん良い意味でのアウトプットばかりではなく、他社への上から目線の批判なんかもその一例であったりするのが難点ですが。


・To LOVEる
 リトに助けられた瞬間の、あまりに無防備な美柑の顔がなんかエr(それはもういい)。普段の態度はアレですが、こっちもこっちで依存してるのは事実だからなぁ。メルヘェンですのう。




<サンデー>

・神のみ
 髪を下ろしたエルシィがびっくりするほど可愛らしいなぁ。これも一種のメガネ効果なんでしょうけど、こうも完璧に機能するとは驚きです。今までは状況装置の一環としての意味合いが強く感じられていましたが、今回の話で一気にヒロインとしての存在感を増したような気がします。


・結界師
 秀の正体が吸血鬼混じりというのが、なんだかわかりませんが大変に嬉しくて仕方がありません。てっきり限のようにオリジナル妖怪(?)の妖混じりかと思いきや、存外にメジャーな妖怪だったからなんでしょうか? それに完全変化すると凶暴になるというのもお約束に則っていて素晴らしいと思います。やっぱり、普段温厚なキャラは、ブチ切れると周囲をビビらせるほど大暴れしなきゃね!


・ハヤテ
 こういう話が増えると嬉しいですね。「ハヤテ」の準レギュラークラスは基本的に自分勝手&傍迷惑&やり逃げ上等で正直イラッとくるキャラが多いのですが(神父とか美希とか雪路とか朝風理沙とか。ハヤテ両親はイラッとくるどころじゃないので別扱い)、メインの三人だけだとそういった部分が抑えられていて気持ち良く読めます。ナギも我侭といえば我侭ですが、ヘタレ分と上手く相殺されているので不快感はありませんし。


・絶チル
 あまりに今更すぎる話ではありますが、ファントムお嬢様がどう見ても星紅デスクにしか見えないせいで、最近の展開に緊迫感が全く感じられません(笑)。何やっててもギャグに見えます。まあ、緊迫感は削がれても、同時に無敵感も増す一方なんですけどね……。なんというか、いくら超度7が三人揃っていても、あの星デスクに勝てるわけないじゃないっスか!



・金剛番長
 この漫画は基本的に、どの程度スジが通っているかがイコール強さに変換されるのですが、月美の無双ぶりを見ていると、純粋さというものはスジを通すことに相通じるものがあるのかもしれないと思いました。たぶん「お茶」の姉崎部長がこの漫画に出ていたら、月美と双璧を成す最強ぶりを発揮するんじゃないだろうか。つまり事実上サンデー最強と呼んでも差し支えないかと。


・お茶
 素で抗菌効果を発揮している部長に笑いました。清純さもここまで研ぎ澄ますとニフラムレベルの能力になるのか。柔道部の南サンは光の彼方へ消え去った!

 そういえば語っていなかった気がしますが、アニ研のねーちゃんは大変に素晴らしいキャラだと思うのです。十中八九彼女は腐女子だと思うのですが、原作レイプ&都合の良い妄想改変が当たり前の801界において、彼女のスタンスは非常に好感が持てます。アニ研合宿編の時もそうでしたが、彼女は(恐らく)腐女子でありながら、原作たる少年漫画の熱血ぶりに多分に共感しているんですよね。つまり己のベーコンレタス的妄想だけに耽ることなく、原作の本質を理解し、なおかつ尊重している素振りを見せています。この慎ましやかな姿勢が大変に! 大変に! ディ・モールト素晴らしいと思うのであります! オタはかくあるべき、と言い切ってしまっても良いくらい。もし腐女子でなくて単なる少年漫画ファンの女子だったとしても、それはそれで素敵なことだと思います!

 ちなみに奥沼サンについてはもう語るまでもありませんね。あんなに地味暗子だったわたしが、恋してなんだかカワイくなってるんですよ! 流石に伝説級の整形キャラ・「ARMS」のユーゴーほどではありませんが、ここに熱くならずに何に熱くなるんだと私は言いたい。ほんとこの漫画の女子レベルのアベレージの高さは異常だぜ。ぐふふふ。


・魔王
 すでに原作のげの字もない展開にワクワクが止まりません。ネタバレを知ったことによるマイナスよりも、下地を知ったことによって神の視点を得たことによる「原作ではこうだったけど漫画ではどうするんだろう」という楽しみの方が遥かに強い。こりゃ原作読んで正解だったかも。




<チャンピオン>

・風が如く
 戦国の世で金髪は流石に浮くよなーと思いましたが、よくよく考えると「がんばれゴエモン」なんかそれどころの話じゃないですよね……。あれが江戸ファンタジーとしてアリならこれも戦国ファンタジーとしてアリだよな。そうか、何も問題はないのか。何はともあれ、面白くなりそうで何より。


・クローバー
 肝心な時に役立たずな男がいかに情けなく見えるかを実感しました。


・弱虫ペダル
 あの体型で本当にロードレースが強いのか疑問だった田所先輩ですが、スプリンタータイプと聞いて納得。あれだけの質量があれば、慣性によって風の抵抗を相当軽減できそうです。杉元くんは今のところ哀れなピエロ以外の何者でもありませんが、ここでどういう扱いをされるかによって今後の役どころが決まってきそうでドキドキです。今回の個人練習で深い挫折を味わうことになるのなら、ひょっとすると今後化けることもありそう。


・イカ娘
 その相関図に自分が全く関わっていないことについて、深く考えていないうちが華だよ、栄子……。


・ヘレンesp
 ぐああ、これは……悲しいとか切ないとかではなく、ただただ無常という言葉がぴったりな話ですね……。木々津先生は本来こういった話を本領とする人のようなので、前回までのほのぼの話自体がミスリードだったと思うべきなんでしょうか。ヘレンを見ていると、まるで夜の歌舞伎町に部長(お茶)を一人で放り出しているかのような強烈な不安感が襲ってきます。って今回なんか部長の話ばっかりしてる気がするぞ。


・D-ZOIC
 ルルとテトリの友情が良い方向に作用することを祈ります。でもチャンピオンだからなぁ……ううう。
by hpsuke | 2008-10-26 01:26 | 漫画
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