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[漫画] 週刊少年ジャンプ2007年度第52号感想番外編・ジェネシスのススメ
 最近の感想はどうもまた嫌な文句癖が前面に出てきた気がするので、今回は自粛して番外編。「SKET DANCE」に出てきた新スポーツ「ジェネシス」でも解説したいと思います。間違っていたらごめんね。特に後半の長文解説は100%テキトーに書いてるので。


・基本

 交互にボールを投げ合い、「相手の体に当てる」か「飛んできた球を網でキャッチする」かで攻守のどちらかにポイントが入るゲームです。7ポイント(49点)で1ゲーム取得、2ゲーム取得で勝利となります。


・登場人物

 アタッカー:ボールを投げる人。攻撃側。
 ディフェンシスト:ボールを受ける人。防御側。
 審判:審判。いなくても良いが、滑舌が良くないと務まらない。


・道具

 モーニングスター:防御側が持つ網。これで球をキャッチしたりしなかったりする。持ち手側
            の先端にテイルと呼ばれる紐がついている。
 フリッパー:足ヒレ。プレイヤーの動きを大きく制限する。
 バレーボール:市販のバレーボール。
 ちなみにコートはドッヂボールのコート程度の大きさ(ドッヂコートで代用可)。


・流れ

 まず試合前の舞いを踊り、その後コイントス(フリップ オア フロップ)で攻守を決め、コートに分かれる。攻撃側はバレーボールを持ち、防御側は網を持つ。ここから試合開始。

 攻撃側がボールを投げ、相手の体にぶつけて落とすことができれば1ポイントを取得する。かわされたり外した場合は三回までなら大丈夫だが、四回連続で外すことは許されない。なので四回目は確実にボールを当てにいかなくてはならず、相手側にしてみればキャッチしやすいボールが来る可能性が高くなる。

 防御側は飛んできたボールに対し、かわすか網でキャッチするかの二択となる。かわした場合はポイントは入らないが、三回連続で避けられれば四回目はキャッチするチャンスとなる。網でキャッチした場合はポイントを取得できるが、網についているテイルが地面に着いていたら1ポイント、離れていたら2ポイントを取得できる。

 こうして互いにポイントを取り合い、先に7ポイント取得すれば1ゲーム取得、2ゲーム取得で勝利となる。基本ルールはこんなところ。ちなみにポイントは7点刻みでカウントする(1ポイント=7点)。


・用語

 <基本用語>
 ジェネシスト:ジェネシスのプレイヤーのこと。

 ウォークライダンス:ジェネシスの競技前に行う「試合前の舞い」。「ハーイハーイハーイハ
             ーイトントントントン」のリズム。

 フリップ オア フロップ:攻守及びコートを決めるコイントスのこと。片方が「フリップ オア フ
               ロップ」と言いながら投げたコインを手で押さえ、もう片方が「フリッ
               プ」か「フロップ」でコインの裏表を当てる。

 スローライフ:試合開始の掛け声。

 スローニンライフ:試合再開の掛け声。

 <試合中用語>
 ブレイク:アタッカーがボールをディフェンシストに当てること。成功すれば1ポイント取得。

 ギミアブレイク:2回連続でブレイクすること。

 ブレイクスルー:ボールを外すこと。点の増減はないが、連続では3回までしか許されな
           い。

 リードエアー:3回連続でボールを外してしまった状態のこと。

 ネッティング:ディフェンシストがアタッカーの投げたボールを網でキャッチすること。その時
         テイルが地面についていれば1ポイント、離れていれば2ポイント入手。

 ウェイクアップゾーン:「テイルが地面から離れるけど捕れそうなポイント」のことを指すと推
              測される。アタッカーはここにボールを投げ、ディフェンシストの捕球
              ミスを誘うのが有効。

 レディー・ゴー・ターン:???

 ノッキング:???

 <点数の数え方>
 1ポイント=7点で、7ポイント=49点まで存在する。「ななてん」「じゅうよんてん」と普通に読むわけではなく、ジェネシスオリジナルの呼び方がある。
 0点:ラブ
 7点:ラブン
 14点:ラブジェネレーション
 21点:マイジェネレーション
 28点:ジェネレーションギャップ
 35点:ジェネラルジェネレータージェネレーション
 42点:ジュネーブ

 <その他用語>
 ワンピース・フェアリーテイル:モーニングスター(網)のグリップとテイルを同系色で合わせ
                   るスタイルのこと。テイルはジェネシストがその個性を発揮
                   する重要なポイントである。


・ウォークライダンス概要

 リズムは先に述べた通り、「ハーイハーイハーイハーイ トントントントン」である。この「ハーイハーイ」の部分と「トントントントン」の部分で違う動きをするが、全体ではこの二種類しかない。

 前半部の「ハーイハーイハーイハーイ」では、まず両手を高く上げ、指先までピンと伸ばす。そのまま1・2・3・4のリズムで両手を左右に振り、同時に腰を逆方向に振る。左・右・左・右の順番。

 後半部の「トントントントン」は手を下ろし、フリッパーをつけたまま片足立ちで四回ジャンプする。手は上腕部分は胴体に付け、肘から下は若干横に広げる。

 この繰り返しであるが、「ハーイハーイ」の部分はできる限り大声でテンションを上げ、「トントントントン」の部分は逆にテンションを少し落とすのがコツ。この緩急がリズムを生み、精神をトランスさせるのに役立つのである。


・実際に楽しむために

 とりあえず二人いればできるスポーツなので、まずは相方を探すところから始めよう。相方が見つかったら次は道具集めだ。できれば専門店でちゃんとしたモーニングスターやフリッパーを購入するのが望ましいが、なければ市販の大きめの魚捕り網や紐で代用しよう。ただしフリッパーは最重要アイテムなのでこれだけは正式なものを入手することをオススメする。早いうちから慣れておけば、後々困ることもない。バレーボールはどこにでもあるからそのへんで手に入れてくれば良いだろう。

 コートもわざわざ正式なものを使う必要はない。慣例通りにドッヂのコートで代用するのもいいし、なければ適当に決めたエリア内でやろう。野サッカーと同じである。そのあたりは二人の相談と同意で決めてしまうといい。

 それからウォークライダンス(試合開始前の舞い)となるわけだが、舞いは動きもリズムもシンプルなのであっという間に覚えることができるだろう。無駄に思うかもしれないが、単調なリズムが過度な緊張感を奪うため、試合前の精神の昂ぶりを抑えるには非常に効果的だ。ここで相手と同じ動きをして精神をシンクロさせることも重要である。

 ウォークライダンスが終わり、フリップ オア フロップで攻守を決めたらいよいよゲーム開始だ。アタッカーとなった場合は、相手が捕りにくく、かつ避けにくいポイントを狙ってボールを投げよう。互いに慣れないうちはいきなりウェイクアップゾーンを狙う必要はない。ボールのコントロールに自信がないことも多いだろうし(バレーボールは思ったより投げにくいものだ)、素直に体の真正面を狙っておけば問題はない。ただしあまり嫌なポイントばかり突いていると相手と喧嘩になる恐れがあるので程々に。あまり強い力でブレイクしても同様なので注意すること。

 一方でディフェンシストだが、こちらはフリッパーとテイルのせいで想像以上に動きにくいことを実感すると思う。普通の格好ならひょいと避ければそれまでなのだが、二重の枷のせいで最初は動くことすらままならないだろう。フリッパーをつけたまま機敏に動くのはアマチュアレベルでは難しいので、こちらも素直にその場にどっしり構え、モーニングスターで捕球することに集中した方がいい。テイルのことも二の次と割り切ってしまおう。網を使ってボールを捕るのは難しいが、逆にネッティングが決まれば快感だ。正面からボールが来た場合はグリップの長さもあいまって捕りにくいが、持ち方を工夫すればびっくりするほど楽に取れるようになる。ガイドブックを読んで研究すると一気に捕球率が上がり、ゲームもどんどん楽しくなるだろう。

 基本的には単純なボール当て&ボールキャッチなので、小難しいことを考えなくても十分に楽しめる。ヒマな友人を誘い、適当な場所で好きな時に遊ぼう。ただし道具類の携帯と、周囲への配慮だけは忘れてはならない。ルール上ブレイクスルーが頻繁に起きる競技なので、外れていったボールが通りすがりの人に当たりでもしたら最悪だ。周囲に被害が出ない場所であることを確かめ、二人揃ってウォークライダンスで気分を高めたら、さあ、思う存分にレッツ・プレイ・ジェネシス!
by hpsuke | 2007-11-27 10:24 | 漫画
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